2026年07月03日
「ボタニカル」って何?【言葉の意味】
まとめ【忙しい人向け】
忙しい方は結論へ!
きっかけ:ジンは「ボタニカルの香り」?
そのままですが、お酒のジン、無色透明のあれですが、それを嗜んでいたとき、ボトルに 「ボタニカルの香り」 と記載してありました。
商品としての説明ではなく、ジンというカテゴリに対する説明の文脈だったのですが、「ボタニカル」って何だろう?
ジンの香りは特徴がないと個人的に思います。だからこそ、あらゆる食事やカクテルとしてもあわせやすいものなんじゃないかと思っています(正しいことはバーテンさんに聞いてください)。
ということで、ジンを香ってみても、「このにおいがボタニカルか……!」といった腑に落ちる感覚がありません。なので、調べることにします。
ジンの香り……強いて言えば、強いアルコールの香りだけどなぁ。
「ボタニカル」は「ジュニパーベリー」?
さっそく「ボタニカル」を検索……する前に、まずは 「ジンの香り」 について調べてみました。
Wikipedia いわく、ジンは 蒸留酒にジュニパーベリーの香りをつけたもの なんだそうです。
「ジュニパーベリー」……?
ジンの風味を特徴づけるジュニパーベリーは古くから薬効があることで知られているらしい。
ジュニパーベリーを検索してみると、ブルーベリーに似た紫色のまん丸な実です。
杜松果(としょうか)とも呼ばれるそうな。英語では juniper berry 。
薬として使われた歴史があるということで、ジンの香りを踏まえると個人的にはほぼ無臭な気がするので、さぞ飲みやすい薬だったんだろう……。(今さらですが自分は鼻が悪い方です)
日本は植物の香りがあまり強くないので、いつか本物から直接強い香りを体感してみたいところです。
脱線しました。では、「ボタニカル」とは「ジュニパーベリー」のことなのでしょうか?
いえいえ、「ボタニカル」は「植物」!
ウィキをさらに読み進めると、「ボタニカル」の語に注釈がありました。
ジンの香りづけに用いられる植物のこと
そうか! 「ボタニカル」とは植物のこと!
ジンのボトルに記載されていた 「ボタニカルの香り」は「植物の香り」 ということだったんですね!
(ジンの、あの特徴のない強いアルコールの香りは、植物の香りだったのか~!)さらにさらに、読み進めると、「ボタニカル」の項目もありました。
ボタニカル
ボタニカルとは、ジンの香りづけに用いられる植物のことである。一般的なジンではおよそ10種類前後のボタニカルが用いられ、ジンの個性はボタニカルの選択、配合、抽出時の条件の如何によって決まる。ボタニカルの選択はジュニパーベリーが必須であるほかは特に指定はない。
- ジンは植物で香りをつける
- ジンの香りづけに使う植物は「ジュニパーベリー」が有名だが、必ずしもそれである必要はない
ということのようです。
英語由来の「ボタニカル(botanical)」
おおむね了解しましたが、一度ジンから離れて、本来の「ボタニカル」の語を探ります。
「ボタニカル」は英語で、botanical と綴ります。
意味は、形容詞で 「植物の」 の意です。
名詞では 「薬に使う植物」「飲み物の香りづけに使う植物」 を指します。
飲み物、まさにジンのことですね。
また、 「植物学の」 の意味もあります。
ちなみに近い言葉として、「植物学」は botany、「植物学者」は botanist がありました。
まとめ【忙しい人向け】
- 「ボタニカル」は 「植物の」 の意
- 他の意味:「植物学の」「薬に使う植物」「飲み物の香りづけに使う植物」
- 英語では
botanical
botanical関連の英単語- 「植物学」は
botany - 「植物学者」は
botanist
- 「植物学」は
- お酒のジンは主に「ジュニパーベリー」というボタニカルが使われる
- ただし、ジンのボタニカルは必ずしもジュニパーベリーである必要はない(定義は国による)
- ジュニパーベリーについて
- またの名を「杜松果」(としょうか)
- かつては薬に使われた
- まん丸い紫色の、ブルーベリーのような実
おまけ
「ジュニパーベリー」の検索で、次のようなものを見つけました。
S&B ジュニパーベリー
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おお!これでジュニパーベリーの香りを体感できる!
実物もですが、いつか試した暁には、追記したいと思います。